こんにちは、夫の静(しず)です。

「水で手を洗っただけで、肌が荒れる」

もし身近な人がそんな状態になったら、あなたはどうしますか?

「そんな大げさな」
「水のせいで荒れるわけがない」

そう思うでしょうか。

これは、決して大げさな話ではありません。

化学物質過敏症(以下、MCS)を発症した私の妻・葵は、水道水に含まれるわずかな残留塩素にすら反応し、肌荒れを起こしてしまいました。

外の世界は「香りの地雷原」ですが、せめて家の中だけは、安全に息ができるシェルターにしたい。

その一心で、私たちが手探りで実践してきた家の中の環境改善と断捨離の具体策を、この記事に全てまとめました。

この記事を読むとわかる事
  • 水道水、入浴剤、洗剤の徹底見直し
  • 近隣から入ってくる香害への現実的な防衛策
  • 家具がニオイを吸う「スポンジ」になる

この記事の結論

日常のあたりまえを一つずつ見直し、家の中を有害な物質から切り離すことで、妻の肌荒れや体調不良は確実に改善へと向かいました。

▼「静目線」の記事を網羅しているページはこちらです▼

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【実体験】家で行ったMCS対策

我が家で行った家の中の改善の一覧表になります。

※タイトルクリックで各項目へジャンプします

対策項目対策内容
水道水対策・キッチン:「ガイアの水」導入
・風呂場:「浄水シャワー」導入
入浴対策・「マグネシウム」入浴剤を活用
洗剤対策・「ピリカレ石鹸」を導入
・「ココナツ洗剤」を導入
近隣香害対策・異臭を感じたら、即換気扇
・管理会社に相談
・引っ越しという最終手段を検討
断捨離・小さな小物類から処分
・古い衣類を総点検
・電化製品の見直し
自炊中心の生活へ・食材は「ホールフード」を選ぶ
・産地や農薬の有無を確認
・「原材料」がシンプルなものを選ぶ
糖質偏重からの脱却
・「お腹を満たす」ためだけの食事をやめる
・「今、何の栄養が必要か」を考える
甘いものを控える
・「冷・甘・油」は嗜好品と割り切る
・家では天然の砂糖を適量使用
食品添加物を学ぶ
・人工甘味料は絶対に避ける
・保存料、着色料は避ける
・農薬やポストハーベストを意識する

水道水対策|残留塩素への対応

目に見えない水道水の「残留塩素」は、MCSや敏感肌のバリア機能を低下させる原因になります。

水道水はとんでもなく重要な問題なので、可及的速やかに「水栓」の環境を見直しました。

  1. キッチンに「ガイアの水」を導入
    強力なテラヘルツ鉱石を用いた浄水器として評価の高い「ガイアの水」を導入。結果、妻は安心して水道水を使用できるようになりました。

  2. 洗面所が浄水器非対応の場合
    我が家の洗面所は浄水器を取り付けられないタイプだったので、以下の「仕上げすすぎ」を徹底することで、妻の肌荒れを防ぎました。

    ・洗面所では普段通りにてを洗う
    ・キッチンの浄水で「仕上げすすぎ」をする

  3. 風呂場のシャワーヘッドを浄水タイプに変更
    シャワーヘッドを「クリンスイ 浄水シャワー」に交換。入浴後の皮膚の赤みやピリピリとしたトラブルが劇的に減少しています。

水道水関連の対策について、詳細は以下の記事にまとめています

ガイアの水で整える、安心でおいしい毎日
お風呂上がりのかゆみに、さよなら

※残留塩素について:環境省:塩素(残留塩素)より

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入浴対策|マグネシウムのフル活用

「香料のデトックスにはマグネシウムが良い」という情報を基に、我が家ではその日の体調に合わせて3つのマグネシウム入浴剤を使い分けています。

  • 【応急処置】強い香害を浴びてしまった日

    ニューサイエンス マグネシウム入浴剤
    外で強烈な香害を受けた日はこれで入浴。大きなデトックス効果を得られる反面、やや高コストなため、特別ケアに。

  • 【普段使い】毎日のデイリーケアとして

    にがり温泉水
    比較的安価で毎日続けやすいのがメリット。マグネシウム濃度はマイルドですが、日々の微量な蓄積をその日のうちにリセットする素晴らしい効果を発揮しています。

  • 【現在の主力】最近特に愛用している入浴剤

    matsukiyo エプソムソルトC+CE
    にがり温泉よりも力強いデトックス感がありながら、肌への優しさも両立。マツキヨココカラ限定という点だけ注意が必要ですが、優秀な一品です。

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洗剤を全て「手作りの洗剤」へ

市販の洗剤をすべて廃棄し、植物由来の安全な成分で掃除・洗濯・身体用洗剤を1から手作りしています。

  • 掃除・空間除菌用

    ⇒「万能粉石鹸ピリカレ
    国際的な環境賞も受賞しているこの粉石鹸を薄めた自作スプレーを愛用しています。壁や床の拭き掃除だけでなく、消臭や空間の浄化にも効果抜群です。

    <ピリカレ石鹸スプレーの作り方>

    1.空のスプレーボトルを用意する
    2.ピリカレ石鹸を「耳かき一杯分」だけ入れ、浄水を適量注ぐ
    3.よく振って完全に溶ければ完成

  • 洗濯・身体洗い用

    ⇒「ココナツ洗剤
    ヤシ油と天然水から作られた、生分解性の高いココナツ洗剤をベースにあらゆる洗剤を自作しました。

    <自作洗剤の作り方>

    1.掃除用・食器用・洗濯用
    原液のままボトルに詰め替えるだけ

    2.身体用(ハンドソープやボディーソープなど)
    ボトルに【水 3 : ココナツ洗剤 1】の割合で混ぜてよく振る

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近隣の香害対策|できる範囲でしっかりと

一軒家とは違い、マンションなどの集合住宅ではベランダの洗濯物や換気口から隣人の柔軟剤やタバコのニオイが侵入してきます。

  • ニオイを感じたら即「換気扇」
    即効性はありませんが、異臭を感じたらすぐに換気扇を回します。それでも室内に残るニオイには、「ピリカレスプレー」を空間噴霧。

  • 管理会社へ連絡する(直談判は絶対にNG)
    ニオイの発生源と思われる部屋へ直談判に行くのはトラブルの元。必ず管理会社を挟んで注意喚起を促してもらいましょう。

  • 最終手段としての「引っ越し(移住)」
    どれだけ家の中を対策しても、100%防ぐことは不可能。わが家は現在、空気のきれいな土地への「移住計画」を進行させています

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断捨離対策|ニオイの「スポンジ」を減らす

MCSにとって、家の中の「原因物質の除去」は重要です。

実は、家の中にある多くのアイテムが、過去に使っていた柔軟剤や外から持ち帰った化学物質を吸い込む「スポンジ」の役割を果たしてしまっています。

  • 小物類からの小さな一歩

    まずはニオイが吸着しやすく、かつ手放しやすい小物類から着手。これだけで、部屋全体の空気感が軽くなります。

    1.古い雑誌や書類
    2.クッションやマットなどの布製品
    3.プラスチック製の小物類など

  • 衣類の総点検と厳選

    過去に使用していた柔軟剤が染み付いて、何度洗っても匂いが取れない服は全て処分。この見直しが、症状緩和に繋がりました。

  • 電化製品の断捨離

    古い家電製品は、内部のプラスチックや基盤が熱を持つ際に、特有の揮発臭を放ちます。この微量なニオイが、症状悪化をまねく原因になるため、不要な家電は徹底的に処分しました。

「断捨離」について以下の記事にまとめています

香害を排除する本気の断捨離
部屋の空気も未来の選択肢も軽くなる断捨離(葵執筆)

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体の内側から作り直し、化学物質過敏症に対抗する

栄養士の資格を持つ妻と一緒に取り組んだ、食生活の改善についてご紹介します。

MCSに対して、体の内側からアプローチするのが目的です。

  • 自炊中心の生活へ
    購入する食材は「ホールフード(一物全体)」を選び、産地や農薬の有無をしっかりと確認。調味料一つとっても、裏面の原材料が「シンプルなものを選ぶ事」を優先。

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まとめ:家の中を「世界一安心できる場所」にするために

家の中の環境改善は、これまでの「あたりまえの便利さや常識」を一度手放す事でもあります。

市販の洗剤を捨て、お気に入りの服を処分し、水に悩む。

最初は果てしない道のりに思えるかもしれません。

しかし、夫婦で協力して家の中から原因物質を排除し、水と洗剤をクリーンなものに変えた事で、妻は「家の中なら、マスクを外して笑える」という絶対的な安心を手に入れました。

これから環境改善を始めるあなたへ。

一気に全てを変えようとしなくて大丈夫です。

まずは「耳かき一杯のピリカレ石鹸水」から。

小さな工夫の積み重ねの先に、あなたと大切な人が心から深呼吸できる「心地よい日常」が必ず待っています。

わが家の手探りの足跡が、あなたの暮らしのヒントになれば幸いです。

明日も妻の笑顔のために、一歩ずつ、できることから進めていきます!

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