お肌のバリアを整える「守備の要」。ビタミンAとの賢い付き合い方
こんにちは、葵です。
これまで、お肌の炎症を抑えたり、解毒を助けたりする栄養素をご紹介してきました。
今回お届けするのは、お肌や粘膜を健やかに保つ「ビタミンA」です。
敏感肌や化学物質過敏症(MCS)の方は、お肌のバリア機能が弱まり、外からの刺激を受けやすくなっています。
そんなお肌の「盾」を強化してくれるのが、このビタミンAなんです。
栄養士の観点からわかりやすく解説します☆
バリア大事だね
- お肌と粘膜を守る「盾」の役割
- 「脂溶性」ならではの賢い摂取ルール
- 効率よくバリアを育てる食事のコツ
粘膜を強くして、刺激を跳ね返す体に
ビタミンAの大きな役割は、お肌や喉、鼻などの「粘膜」を正常に保つことです。
粘膜が潤っていると、外からの化学物質や乾燥などのダメージが体の中に入り込むのを防いでくれます。
バリアがしっかりしていると、敏感肌特有のピリピリ感や、季節の変わり目のゆらぎも落ち着きやすくなるんですよ。

「脂溶性」だからこそ、摂り方にルールがあります
ビタミンB群などの水溶性ビタミンは、摂りすぎても尿として排出されます。
でも、ビタミンAは「脂溶性(脂に溶ける)」なので、余分な分は肝臓に蓄積されてしまいます。
サプリメントなどで大量に摂り続けてしまうと、体に負担がかかってしまうことがあるんです。
特にMCSの方は、体のバランスを繊細に保ちたいので、「必要な分を、賢く摂る」ことがとても大切になります。
安全に、美味しくチャージするコツ
摂りすぎを防ぎながら、効果的に取り入れるには「色の濃いお野菜」が一番の味方です。
- 緑黄色野菜(にんじん、かぼちゃ、ほうれん草など):これらに含まれる「ベータカロテン」は、体の中で必要な分だけビタミンAに変わってくれます。余った分が蓄積されにくいので、最も安心な摂り方です。
- 動物性食品(レバー、うなぎ、卵):これらには最初からビタミンAが含まれています。吸収率が良いので、少量でしっかり補給できますが、レバーやうなぎは含有量がとても多いので、食べ過ぎは気を付けたいところです。同じ日に食べるのは避けた方がいい組み合わせです。毎日の食事には卵がおすすめです。
おわりに
ビタミンAは「油」と一緒に摂ることで、吸収率がぐんとアップします。
にんじんやかぼちゃを油で炒めたり、ドレッシングをかけたりして食べてみてください。
以前ご紹介した「オメガ3」のオイルを仕上げにかけるのも、お肌のバリアと炎症ケアが同時にできて一石二鳥ですよ。
サプリなどで一気にではなく、食事で、お肌の盾を育てていきましょう☆
毎食コツコツが大事だね
お肌がしっとりと守られている感覚、ぜひ感じてみてください。
まずは今日のごはんに、彩りのいいお野菜を一皿、加えてみるのはいかがでしょうか?


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