【夫目線】発症から約5年、妻の化学物質過敏症はどうなった?「7割は大ダメージ」でも、私たちが週末のお出かけをする理由【実体験】
こんにちは、夫の静(しず)です。
妻の葵が化学物質過敏症(以下、MCS)を発症してから、およそ5年の月日が流れました。
当時は家の中に閉じこもるしかない絶望の中にいました。
しかしそこから、当ブログでご紹介しているような数々の対策を手探りで試し、失敗と修正を繰り返しながら、私たちは独自のライフスタイルを確立してきました。
最近のブログでは、MCSでありながら積極的に各地へ外出している様子をお届けしています。
「なぜ、匂いで苦しむと分かっていて外に出るの?」
「5年が経って、実際のところ体調はどう変化した?」
そんな疑問を持つ方に向けて、今回はわが家が5年かけて辿り着いた「最新のライフスタイルと、病気に負けない体づくりの秘密」をありのままに共有したいと思います。
- 発症前とほぼ変わらない「週末のお出かけ・外食」を楽しむための自衛テクニック
- 「7割の確率で大ダメージ」をカバーする、平日の5日間デトックスルーティン
- わずかな刺激でダウンしていた妻が、多少の香害をものともしない強い気力と体力を手に入れた4つの理由
この記事の結論
ほんのわずかな香害で完全にダウンしていた頃に比べ、現在の葵は随分と快方に向かっています。私たちの5年間の試行錯誤の答えが、明日の暮らしに悩むあなたの心を、フッと軽くするヒントになりますように。
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1. 週末は積極的に外出 、 平日は5〜6日かけて徹底デトックス!
葵の体調には常に細心の注意を払っていますが、私たちは今、「週末は積極的に外へ出る」ことを何より大切にしています。
元々、夫婦でお出かけや外食をするのが何よりの楽しみ。
だからこそ私たちは現在、各種自衛対策をベースに、驚くほどMCS発症前に近い生活を送っています。
以下は、私たちの1週間のサイクルです。
週末:行きたいところに行き、食べたいものを食べる!
最近のブログでも連載している「MCSのお出かけ調査」や「移住先の土地・住まい調査」を兼ねて、私たちは毎週末、各地へアクティブに赴いています。
私たちは食べ物ありきの旅行が大好きなので、旅先での外食も我慢せず楽しんでいます。
もちろん、これまでブログでご紹介してきた「車の無香空間化」や「街歩きでのマスクとタオルの二重防御」といった防衛策は1ミリも怠っていません。
現実:7割くらいの確率で大ダメージ。無傷で帰れるわけではない
いくら対策をしても、相手は目に見えない微量な化学物質です。
インバウンドや人混みの中へ飛び込めば、防ぎきれないのが香害の現実。
現地の環境にもよりますが、実際のところ葵は、7割近い高確率で何らかのダメージを負い、体調を崩してしまいます。
そのため、決して無理はせず、道中はこまめに休憩を挟みながら、葵の感覚に合わせて休み休み移動しています。
平日:月曜〜金曜(土曜)は家で安静にデトックスへ専念!
外で化学物質に被曝した後は、帰宅後できるだけ早急にデトックスを開始します。
この初動を早くすればするほど、体内に残留するダメージを最小限に抑え、引きずる期間を短くできるからです。
週末に負ってしまった大ダメージは、平日の5〜6日間を丸ごと使って、家という安全なシェルターの中でゆっくりと排出させていきます。
「毎週ダメージと回復を繰り返すなんて、きつくて本末転倒じゃないか」
そう思われる方もいるかもしれません。
しかし、私たちは「ニオイを恐れて家の中に閉じこもっているより、週に1〜2回でも、外で思いっきり羽を伸ばす方がはるかに心身ともに健康になれる」と信じています。
夫婦で何度も話し合って辿り着いた、これが私たちのスタイルです。
2. 昔ほどのダメージは負わなくなった。いったい何が効いている?
MCS発症当初の葵は、隣の部屋のわずかなニオイや、すれ違った人の柔軟剤の残り香だけで完全にダウンしてしまうほどでした。
しかし約5年経った今は、たとえ週末に香害をくらって一時的に体調を崩しはすれども、それをものともしない圧倒的な「気力」と「体力」に満ち溢れています。
一体、何がこれほどの快方をもたらしたのか?
振り返って分析した「4つの決定的な理由」です。
① 香害を受けた直後の「素早いデトックス」
これは間違いなく大きな効果を上げています。
当ブログでご紹介した「マグネシウム入浴剤」などを駆使し、体内に侵入した化学物質を軽症のうちに素早く抜く。
これにより、体力を最速で全回復させているため、元気に動ける時間が長続きするようになりました。
② 5年間で積み上げた「数々の香害対策」の継続
水道水の塩素除去(ガイアの水・クリンスイ)、手作りのココナツ洗剤やピリカレ石鹸水による家の中の徹底的な無香料化。
これらの日常の地道な対策を欠かさず実践しているからこそ、ベースの免疫力が守られ、週末に受けるダメージの絶対量を「最小限」に留められているのだと感じています。
③ 週末に思いっきり遊ぶことによる「精神的デトックス」
平日は家での養生とデトックスに専念する反面、週末は好きな場所へ行き、大好きなものを食べる。
この行動が、葵の精神状態にとてつもなく良い影響を与えています。
最近では運動不足を解消し体力をつけるため、広大な自然の中を積極的に歩くだけでなく、夫婦で卓球やゴルフといったスポーツにも挑戦しています。
④ 【実は一番効いている】栄養士の知識を活かした「平日の食事改善」
週末こそ好きなものを自由に食べていますが(もちろん暴飲暴食は避けています)、月曜から金曜の平日は、徹底的に「内臓を労わる、体に優しい食生活」へ切り替えています。
私たちの身体を作っているのは、他でもない「日々に食べたもの」そのものです。
栄養士の資格を持つ葵の専門知識を最大限に活かし、添加物や化学物質を避けた食材選びと、解毒機能を高める栄養バランスを徹底。
身体の内側から「MCSの毒素に負けない強い土台」を、日々欠かさず作り上げています。
まとめ:MCSに負けない、心と体の「好循環」を作り出す
MCSという厳しい病気を抱えながらも、私たちは恐れずに外へと挑戦し続けています。
それは単なる無謀な外出ではなく、「徹底した自衛と平日のデトックス・食事管理」という揺るぎない土台があるからこそできる、私たちのライフスタイルです。
外の地雷は消せなくても、私たちの生き方はいくらでも変えられます。
瀬戸内への移住という大きな夢に向かって、私たちはこれからも笑顔で、風の抜ける場所へ歩みを進めていきます。
明日も妻の、そしてあなたの明日が少しでも軽くなるために。
全力で発信を続けていきます!
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