【夫目線】化学物質過敏症の移住計画書|資産形成編
こんにちは、夫の静(しず)です。
前回の記事では、現在の職場の安定を手放してでも、妻の葵が安心して息ができる場所へ移住・転職する覚悟を決めたお話をしました。
しかし、どれだけ強い覚悟があっても、現実問題としてお金が尽きてしまえば、新生活はあっけなく破綻してしまいます。
特に、一時的に収入が途絶えたり、想定より給与が下がったりしたとき、経済的な困窮は心の余裕を奪い、夫婦の笑顔を消してしまいます。
「移住したいけれど、貯金が少なくて不安」
そんな不安を抱える方に向けて、今回はわが家が実践している資産形成にスポットを当てて書き綴っていこうと思います。
- 焦って今すぐ移住せず、「資産形成」の準備期間を挟むべき理由
- わが家が算出した、移住までに絶対貯める「320万円」の具体的な内訳
- ゴールから逆算して固定費と見栄をそぎ落とす「攻めの家計管理」
この記事の結論
私たちは「我慢する節約」は一切していません。「瀬戸内で葵と穏やかに暮らす」という明確なゴールがあるからこそ、お金の使い方が主体的で心地よいものに変わりました。わが家の資産形成の記録が、一歩を踏み出したいあなたのヒントになりますように。
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なぜ、今すぐ移住せずに「資産形成」を優先するのか
葵の体調や現在の環境を考えれば、本当は今すぐにでも移住したい、というのが私の本音です。
しかし、「焦りは誤った判断を招く」ということを、私たちはこれまでの生活から痛いほど学んできました。
十分な資金がないまま飛び出して、移住先で「とにかく生活費を稼がなきゃいけない」と焦ってブラックな職場を選んでしまったり、妥協して空気の悪い住居を選んでしまっては本末転倒です。
焦って行動して大失敗する前に、足元をしっかり整えよう。
それが、夫婦で話し合って導き出した移住への大前提でした。
今の三交代勤務の猶予である「2年間」を、わが家は防衛資金を作るための大事な期間と位置付けました。
私たちの「資産形成」とは
わが家が2年間で準備する資産形成の目標金額は「320万円」です。
この金額は、ただなんとなく決めた数字ではなく、移住先で何が起きても想定内に収められるよう、以下の3点に絞って具体的に算出しました。
▼目標金額320万円の具体的な内訳▼
| 項目 | 目標金額 | 算出根拠・目的 |
| 生活防衛費 | 120万円 | 「月20万×6か月分」、不測の収入減をカバーします |
| 緊急医療費 | 150万円 | 高額療養費制度を前提とした自衛資金です |
| 移住・予備費 | 50万円 | 移住資金+新生活のための予備資金です |
これだけの地盤があれば、移住先で就職活動が少し長引いたとしても、お金にまつわるストレスをしっかり抑えることができます。
支出(生活費)の見直しから始める
どんなに必死に稼いでバケツに水を注いでも、バケツの底に穴が空いていれば、お金はどんどん流れ出てしまいます。
資産形成の第一歩は、稼ぐことではなく「支出を見直す」ことです。
わが家が実践した、家計の3ステップです。
- 固定費の削減
通信費やあまり利用していないサブスク、なんとなく払い続けている不要な会費。これらを「人生のぜい肉」と捉え、今の目的(移住)に不要なものはゼロにします。 - 見栄との決別
誰のために、何のためにお金を払っているのか。私たちが本当に価値を感じる物以外は絶対にお金を使いません。 - 家計の見える化
1円単位の家計簿は不要。しかし「何に、いくら使っているか」を徹底的に把握します。
節約の本質:それは「我慢」ではなく「選択」
多くの人は、節約や断捨離と聞くと、苦しい我慢だと捉えがちです。
しかし目的が明確になった瞬間、それは「理想への投資」に変わります。
- 目的のある節約
「瀬戸内で妻と穏やかに暮らす」というゴールがあれば、目の前の誘惑をスルーするのは、我慢ではなく「理想への投資」になります。 - ミニマリストへの導線
物を減らせば、管理コスト(お金・時間)が減り、広い家も不要になります。これは最大の固定費である家賃(居住費)の節約に直結します。
まとめ|資産形成は、移住に向けた心の安定剤
移住という人生の大きな決断を前にして、私たちが最初に取り組んだ資産形成は、一見すると、ただの「現実的なお金の計算」に見えるかもしれません。
しかし、家計の穴を一つずつ塞いでいく過程は、「何が起きても二人で生きていける」という、絶対的な安心へと繋がっていきます。
資産形成に悩むあなたへ。
一気にお金を貯めようとしたり、苦しい我慢を強いる必要はありません。
まずは、なんとなく払っている不要な固定費を1つ解約してみることから始めてみませんか?
わが家の手探りの足跡が、大切な人を守りながら未来へ進みたいあなたの、ささやかなヒントになれば幸いです。
明日も二人の笑顔の未来のために、一歩ずつ、できることから進めていきます!
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