【住まい調査】化学物質過敏症の住まい|「福岡県糸島市」を9つの基準でガチ評価【夫目線】
こんにちは、夫の静(しず)です。
化学物質過敏症(MCS)の妻との「安息の地」を探すため、私たちは瀬戸内海沿岸への移住計画を進めています。
ただ、本命の土地へ向かう前に、「もし、住み慣れた福岡県内で引っ越し先を探すならどこになるだろう?」という視点で、地元のリサーチも並行して行うことにしました。
今回調査したのは、福岡県内でも屈指の超人気スポット「福岡県糸島市」エリアです。
我が家の「9つの移住条件」をベースに、観光客目線ではなく「実際に生活する目線」で☆5段階評価形式のシビアな採点を行いました。
私たちが現在住んでいるエリアのレビューを書いています
※この記事は、私たち夫婦の主観や体験をもとに書いています。ひとつの参考として、気軽に読んでいただけると嬉しいです。
- 観光地「糸島」に潜む、MCS視点での意外な空気環境と香害のリアル
- 福岡市のベッドタウンとしての圧倒的な利便性と、物件探しの壁
- 移住者が集まる街ならではの、人間関係の心地よさとマナーの実際
この記事の結論
福岡県糸島市:総合評価 ☆3つ
中心地へのアクセスと住民の温かさは最高レベルですが、人気エリアゆえの渋滞・空気の滞留、そして自然豊かゆえの虫の多さは、MCSにとって慎重なエリア選定が必要であることが分かりました。
▼私たちが移住を決意した理由と9つの条件はこちら▼
福岡県糸島市|総合評価:★★★☆☆(星3つ)

福岡県糸島市:桜井二見ヶ浦 夫婦岩
海と山に囲まれ、おしゃれなカフェやクリエイターが集まる糸島市。
以前観光で訪れた時は、素晴らしい景色に感動した思い出があります。
しかし、「暮らす」というフィルターを通してみると、MCSにとっての光と影がはっきりと見えてきました。
1. 化学物質(香害)の度合い
評価:★★★☆☆(星3つ)
観光エリアである海沿いは、風を遮るものがなく吹き抜けるため、香害に怯えることなく過ごせました。
しかし、住宅地や地元の商店街を歩いてみると、驚くことにかなりの香害に遭遇する結果となりました。
- 商店街周辺は古い建物が多く、タバコの匂いが染みついている
- 路上喫煙が見受けられる
- 思ったより風が抜けにくく、空気が滞留している
海沿いの圧倒的な空気の気持ちよさを加味して、相殺の「星3」としました。
2. 野良猫(地域猫)の管理
評価:★★☆☆☆(星2つ)
今回の調査中、このエリアで野良猫を見かけることは一度もありませんでした。
猫の糞尿被害やアレルギーを心配する我が家にとってはプラス要素です。
しかし、その代わりに「鳥(野鳥)」が非常に多い印象を受けました。
空を見上げると頻繁に飛んでおり、地面(道路や電柱の下など)は鳥のフンで結構汚れているスポットが多く、別の意味での衛生面やアレルギー対策への警戒が必要だと感じました。
3. 自然災害のリスク
評価:★★★☆☆(星3つ)
全国や九州の他の地域と比べても、糸島市が「特別に災害が多発する地域」というわけではありません。
しかし、地形特有のリスクは頭に入れておく必要があります。
- 沿岸部での「強風」や「高潮」のリスク
- 線状降水帯による河川の氾濫や土砂災害のリスク
- 活断層「警固断層」による大地震のリスク
自然災害への備えは決して怠ることはできません。
4. 就職のしやすさ
評価:★★★★☆(星4つ)
糸島市内だけの求人で探すと、以下の求人が中心となり、オフィスワークや大企業の正社員求人は少ない傾向にあります。
- 観光業・サービス業
- 飲食業
- 農業・水産業
しかし、糸島市の最大の強みは「九州最大の経済都市である福岡市が通勤圏内である」という点です。
福岡市まで視野を広げれば、ありとあらゆる職種の就職口が見つかるため、安心感は非常に高いと言えます。
5. 交通マナー
評価:★★☆☆☆(星2つ)
平日の道路環境は比較的穏やかで走りやすいエリアです。
しかし、週末や長期連休になると、観光客の車がどっと殺到します。
実際、私たちが調査に訪れた週末も、主要道路はかなりカオスな状態になっていました。
特に海沿いや人気スポット周辺は一本道の細いルートが多く、ドライバーのマナー以前に「渋滞による物理的なストレスと排気ガスの充満」が、MCSの移動としては大きなデメリットになります。
6. 地域住民のマナー
評価:★★★★☆(星4つ)
現地を歩いてみて、福岡県内でもトップクラスに「優しく、開放的な街」であることを肌で感じました。
そもそも昔から移住者を多く受け入れている土壌があるため、外から来た人間に対しての排他的な雰囲気が全くなく、フラットで心地よい人間関係が築ける街だと感じます。
7. マンション5階以上の物件
評価:★★☆☆☆(星2つ)
主要駅の周辺にはいくつかマンションが見られましたが、少し駅周辺から離れると、基本的には一戸建てがメインの街並みになります。
糸島特有の自然の豊かさや、おしゃれな雰囲気を満喫できるエリアには、条件に合う中高層マンションがほぼ存在しないのが悩ましいところです。
8. 都心から付かず離れずか
評価:★★★★★(星5つ)
この項目に関しては、文句なしの「最強レベル」です。
都市高速に乗れば博多駅周辺まで約35分という驚きのアクセス。
また、JR筑肥線を利用するならば、電車1本(約40分)で博多まで座ったままアクセス可能です。
9. 虫の多さ
評価:☆☆☆☆☆(星0)
自然が最大の魅力である糸島市だからこそ、避けて通れないのが「虫の多さ」。
豊かな自然、美味しい作物が育つ環境は、虫たちにとってもまさに天国。
殺虫剤等を使えない我が家にとっては、住むとなれば徹底した自然派の害虫対策が必須となる覚悟のエリアです。
まとめ:「糸島市」を歩いて見えたこと
糸島市を「住まい」という目線で評価した結果、「都会の利便性をすぐ近くに残しながら、豊かな自然に囲まれて暮らせる」という、非常にバランスの良い街であることが分かりました。
しかし、住宅街での空気の滞留や、週末の観光渋滞による排気ガス、そして戸建て中心のエリア特性を持っています。
MCSである妻を守るためには、かなり慎重な場所選びが必要になります。
今回の調査で得られた「中心地との距離感」や「空気の抜け方の違い」というデータをしっかりと胸に抱いて、私たちは本命である「瀬戸内海沿岸」の調査へとコマを進めていきます。
私たちの安息の地探しの旅は、一歩ずつ、着実に理想へと近づいています。
明日も妻の笑顔のために、全力でリサーチを続けます!
▼私たちが移住を決意した理由と9つの条件はこちら▼
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