こんにちは、葵です。

以前食べても大丈夫とされている添加物について書きましたが、

「食べても大丈夫」と言われても、それが一体何なのかを知らなければ、自分自身で納得して選ぶのは難しいですよね。

今回は、食品に彩りを添える「着色料」の中から、安全性が高いとされるものを深掘りしていきます。

今回の執筆にあたっての参考書籍

この記事の内容は、食品添加物のスペシャリストである渡辺雄二さんの著書を参考に構成しています。

  • 渡辺雄二 著:『「食べてはいけない」「食べてもいい」添加物』

この記事を読むとわかる事
  • 天然由来の着色料が「なぜ安全と言えるのか」という、具体的な原料や動物実験のデータ
  • 合成の β-カロチンが持つ高い安全性と、食品の鮮度をごまかさないための厳しい使用制限
  • 「カロテノイド」や「野菜色素」など、複数の名前があって分かりにくい表示の正しい見分け方

「添加物=すべて避けるべきもの」と一括りにせず、その由来や科学的な根拠を知ることで、私たちは納得して「食べてもいいもの」を自由に選べるようになります。

イメージだけで不安になるのではなく、正しい知識を持って裏面のラベルを確認することが、自分や大切な人の健康を守るための最も確実なステップです。

▼食べても大丈夫な添加物リスト▼

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自然の恵みから生まれた「天然由来」の色彩

まずは、植物や食べ物から抽出された「天然由来」の色素たちです。

これらは私たちが普段口にしているものが原料なので、安心して取り入れることができます。

  • 赤キャベツ色素:赤キャベツや紫キャベツから抽出された赤~紫色の色素で、「一般飲食物添加物」として扱われます。
  • アナトー色素(カロテノイド色素):ベニノキの種子から抽出される赤色の色素です。ラットを用いた急性毒性試験では、体重1kgあたり5gという大量投与でも異常が見られず、毒性は極めて弱いとされています。
  • アントシアニン:ブドウ果皮やムラサキイモなど、食用に利用されている植物から抽出されるため、安全性に問題はありません。
  • パプリカ色素(トウガラシ色素):トウガラシの実から抽出される赤色の色素で、辛み成分を除去して使われることもあります。原料が馴染みのある食品であるため、安全と考えられています。
  • ビートレッド(野菜色素):サトウダイコン(ビート)から得られる赤色の色素です。ラットの実験でも急性毒性はほとんど認められず、色素成分である「ベタニン」による発がん性も見られませんでした。※細菌実験で遺伝子への弱い変異が見られた例はありますが、動物実験では安全性が確認されています。
  • フラボノイド:ココアや緑茶に含まれるポリフェノールの一種で、カカオ色素やタマネギ色素などがこれに当たります。由来が明確なため、安全性は高いと判断されます。

「合成」でも安心? β-カロチンの真実

「合成」と聞くと身構えてしまうかもしれませんが、化学的に合成されたものでも安全性が高く評価されているものがあります。

β-カロチン(カロテン色素)

ニンジンやミカンに含まれるオレンジ色の成分で、1831年に分離されて以降、化学的にも合成されるようになりました。

  • 高い安全性:急性・慢性ともに毒性は認められておらず、人間が毎日60mgを3ヶ月摂取しても、体内で必要な分だけビタミンAに変化するため、ビタミンA過剰症になる心配はありません。
  • 使用の「厳しいルール」:鮮度をごまかすために使用されるのを防ぐため、昆布、肉類、鮮魚介類、茶、野菜など、素材そのものの色や鮮度が重要な食品には使用してはならないという条件があります。
  • 名前がいっぱい?:「カロチン色素」「カロテノイド色素」「カロテン」など、複数の表示名が認められています。これらは統一されていないため分かりにくいですが、どれも β-カロチンを指していることが多いです。

まとめ:名前の裏側を知ることで「安心」は作れる

今回ご紹介した色素は、どれも動物実験などを通じて高い安全性が確認されているものです。

特に β-カロチンのように別名が多いものは、統一してほしいと感じる部分もありますよね。

しかし、こうして「何からできているのか」「どんなルールで使われているのか」を知ることで、裏面の表示を見た時の「よく分からない不安」を「納得感」に変えていけるはずです。

これからも、自分の体に入れるものを自分の意志で選べるよう、一緒に知識を深めていきましょう!

「添加物=すべて避けるべきもの」と一括りにせず、その由来や科学的な根拠を知ることで、私たちは納得して「食べてもいいもの」を自由に選べるようになります。

▼食べても大丈夫な添加物について(一覧)▼

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