【お出かけ調査】大分県豊後高田市|昭和の町はMCS絶対NG!?開始30分で撃沈・撤退した「昭和の匂い」【評価星0】
こんにちは、夫の静(しず)です。
化学物質過敏症(以下、MCS)にとって外の世界のどこが危険で、どこなら安全に楽しめるのか。
実際に私たちが現地へ赴き、葵の体感をベースにガチ検証する企画「お出かけ調査シリーズ」の第8弾をお届けします。
今回は、昭和30年代のレトロな街並みをそのまま再現・保存している大分県豊後高田市「昭和の町周辺」の調査です。
忖度なしの5段階評価で正直にレビューします。
……と言いたいところですが、今回はシリーズ初となる衝撃的な結論となりました。
「たった30分の滞在で調査中断・緊急撤退」
なぜ人も少ない街並みで、葵は速攻でダウンしてしまったのか?
私たちが身をもって知った「レトロな観光地に潜む意外な罠」を包み隠さずレポートします。
- シリーズ初「総合評価:星0」となった理由とMCSが絶対に避けるべき空間
- 柔軟剤や香水とは異なる「昭和の匂い」の危険性
- 人っこ一人いない商店街でも逃げ場がない、古町特有の「空気の滞留」
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※この記事は、私たち夫婦の主観や体験をもとに書いています。ひとつの参考として、気軽に読んでいただけると嬉しいです。
大分県豊後高田市|昭和の町周辺

昭和の町駐車場すぐの夢博物館にて撮影
今回は、私たちが現地に到着した【土曜日の9:30頃〜10:00頃】の環境をベースに採点しています。
駐車場に車を止め、徒歩移動で意気揚々と調査を開始しました。
……が、結果は惨敗でした。
統合評価:☆☆☆☆☆(星0)
- 空気の質の評価:☆☆☆☆☆(星0)
- 退避場所の評価:☆☆☆☆☆(星0)
- 時間帯による評価:☆☆☆☆☆(星0つ)
上記のスコアを見て驚かれた方も多いと思います。
結論から言うと、「昭和の町」はMCSの方にとって決して立ち寄ってはいけない場所でした。
わずか30分という調査時間は、葵が体調不良を崩し、これ以上は不可能と判断して「調査を中断・即時撤退」したことを意味しています。
昭和の町周辺|評価:☆☆☆☆☆
今回の敗因は、人の柔軟剤や香水といった人による香害ではありませんでした。
原因はたった一つ、街全体・建物全体から放たれる「昭和の匂い」です。
例えるならば、古い家屋の匂い、中古・古本屋の匂い、古い映画館の匂い、長年蓄積されているホコリの匂い、錆びているような匂い……。
健常な方にとっては「どこか懐かしいレトロな香り」に感じるものが、葵にとっては、逃げ場のない「刺激物の嵐」となって襲いかかってきたのです。
①豊後高田観光案内所

豊後高田観光案内所前にて撮影
駐車場から徒歩1分。
まずは散策ルートの情報収集とトイレを済ませるため、観光案内所へ足を踏み入れました。
しかし、これが大きなしくじりでした。
館内から前述した「濃密な昭和の匂い」が葵を直撃。
最初の一歩で致命的な大ダメージを受けてしまいました。
周囲には「駄菓子屋の夢博物館」や「昭和ロマン蔵」といった人気スポットが立ち並んでいますが、それらの入り口前からも強い昭和の匂いが漂い、葵の体調はどんどん悪化していきました。
②昭和の町駅通り商店街

建屋の調査は不可能と判断し、「屋外なら少しは風が抜けて歩けるかもしれない」と二人で「駅通り商店街」へ向かいました。
土曜日の朝ということもあり、商店街には全くすれ違う人はいません。
……しかし、私たちの考えは甘すぎました。
人通りがないにも関わらず、商店街全体から「昭和の匂い」が立ち込め、風が通り抜けないため空気が滞留していたのです。
二人で密かに楽しみにしていた「昭和の給食が食べられるカフェ」を目指していたのですが、この時点で葵は激しい頭痛、強い吐き気、目や皮膚のひどいかゆみに見舞われ、立つことすら限界に達していました。
私たちは昭和の町からの緊急撤退を決意しました。
【フォロー】健常者にとっては昭和30年代に触れることができる素敵な町
あまりにも酷評する形になってしまいましたが、これはあくまで「MCSという視点」でのレビューです。
この街の素晴らしさについて、しっかりフォローさせてください。
「昭和の町」は、単に昔の建物を形だけ真似た場所ではありません。
一歩足を踏み入れると、懐かしい看板や趣のある木造店舗が並び、店主さんたちが笑顔で迎えてくれます。
店主さんとの温かい対話の中に、今の時代が失いかけている「人の温もり」や「商売の原点」を肌で感じられるのが、この街の最大の魅力です。
私たちは建物の歴史が放つ日常の匂いに反応してしまい、長時間の調査・滞在は叶いませんでした。
しかし、この「昭和の町」が持つ歴史的価値や、地域の方々が熱意を持って街を復興させてきたストーリーは、本当に素晴らしく、一見の価値があります。
化学物質やホコリの匂いに敏感でない方や、昭和レトロ・歴史が大好きな方にとっては、タイムスリップしたような感動を味わえる最高の観光地です!
MCSではない静は「昭和の町」をどう感じた?
私は体調を崩す程ではなく、「ずっと古本屋みたいな匂いがする」という感覚です。私自身もあまりこの匂いは得意な方ではなく、長時間滞在していたらきっと軽度の目や肌のかゆみ症状は出ていたと思います。
まとめ
お出かけ調査シリーズ第8弾「大分県・昭和の町編」。
開始30分で撃沈・撤退という、厳しい結果に終わりました。
しかし、この失敗から私たちが得た教訓は、同じMCSに悩むご家族にとって非常に大きな意味を持ちます。
昭和の町調査から学んだ教訓
- MCSが警戒すべきは「人からの香害」だけではない
- 昭和の匂い特有の「ホコリ・カビ・蓄積臭・古材の空気」は危険
- 人通りが一切なくても、風が抜けない古い街並みは空気が滞留してリスクが高い
楽しみにしていた給食ランチも食べられず、車の中で苦しむ葵の姿を見て、夫として自分の見通しの甘さに不甲斐なさを感じました。
ですが、「どんなに魅力的な観光地であっても、迅速な撤退判断が時には必要」という事を学びました。
外には、私たちがまだ気づけていない様々な「空気の壁」が存在します。
これからも失敗を恐れず、でも安全第一の姿勢で、全国の空気感を調査し続けていきます!
明日も妻の笑顔のために、全力でリサーチを続けます!
▼「MCSのお出かけ調査」をまとめているページはこちらです▼
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