こんにちは、夫の静(しず)です。

化学物質過敏症(以下、MCS)にとって外の世界のどこが危険で、どこなら安全に楽しめるのか。

実際に私たちが現地へ赴き、葵の体感をベースにガチ検証する企画「お出かけ調査シリーズ」の第5弾をお届けします。

今回は、日本三大朝市の一つとして知られる、佐賀県呼子(よぶこ)市・呼子朝市周辺の調査です。

週末には全国から観光客が押し寄せ、信じられないほどの人で溢れかえる超人気スポット。

「そんな過密地帯にMCSが行くなんて、あまりにも危険すぎるのでは?」

現地に到着した瞬間、駐車場の激しい混雑を目にして私たちも心が折れそうになるほどの緊張感を覚えました。

しかし、実際に歩いてみると、そこには良い意味で予想を裏切る「ある環境の秘密」がありました

私たちが体を張って見つけた「激混みエリアでの立ち回り方」と、呼子の海の絶景を、忖度なしの5段階評価で正直にレビューします。

この記事を読むとわかる事
  • 「日曜日の呼子朝市」で香害を回避できた「海風」と「客層」
  • 「蚊取り線香」や「路地の狭さ」などのMCS視点の注意点
  • 呼子朝市・七ツ釜遊覧船・波戸岬を安全に巡るお出かけルート

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佐賀県呼子市|呼子朝市周辺調査

呼子市・呼子港を撮影

今回は、私たちが現地に到着した日曜日の9:30頃から、15:00頃までの環境をベースに採点しています。

王道エリアの日曜日調査」ということもあり、かなりの警戒感を持って臨みましたが、朝市周辺は徒歩で丹念にリサーチ。

その後は車を併用しながら、周辺の景勝地へ足を伸ばしました。

呼子朝市のMCS的評価

統合評価:★★★★☆(星4つ)

  • 空気の質の評価:★★★★☆(星4.5)
  • 退避場所の評価:★☆☆☆☆(星1つ)
  • 時間帯による評価:★☆☆☆☆(星1つ)

エリア別MCS的評価

呼子朝市エリア|評価:★★☆☆☆

呼子朝市通り・ご当地マンホールを撮影

日曜日の午前中という時間帯もあり、現地到着の第一段階である「駐車場に車を止める」ことすら心が折れそうになるほどの車の列と人の波でした。

狭い朝市通りに人が密集する「超・超過密エリア」です。

しかし、これほどの人出にもかかわらず、驚くことに香害をほぼ感じることなく、葵もマスクなしで過ごすことができました!

なぜ激混みの朝市で香害を感じなかったのか?

  1. 絶えず吹き抜ける「海風」
    呼子港の目と鼻の先にあるため、海からの風が路地のニオイを留めず、常に吹き飛ばしてくれていました。

  2. インバウンド客が少ない
    アジア系・欧米系の海外観光客が少なく、濃厚な香水を受ける確率が極めて低かったことも大きな要因です。

朝市歩きで絶対に注意すべき「2つの点」

  1. 香害に遭遇した際の「逃げ場」がほぼない
    朝市通りは昔ながらの狭い路地です。もし万が一、強い柔軟剤や香水をまとった人とすれ違った場合、横へ回避するスペースがありません。空気自体は滞留していませんが、油断は禁物です。

  2. 露店で焚かれている「蚊取り線香」
    鮮魚を扱う露店が多く、虫除けのために「蚊取り線香」を焚いている店舗が散見されました。葵は比較的平気なタイプでしたが、このニオイが苦手な方は注意が必要です。

マリンパル呼子(遊覧船)|評価:★★★★★

遊覧船「いか丸」より七ツ釜を撮影

朝市通りのすぐ横から出航している、「七ツ釜(ななつがま)」を巡る観光遊覧船(イカ丸)です。

私たちはたまたま乗客が少なそうなタイミングを見つけ、出航ギリギリのタイミングで飛び乗る形で乗船しました。

乗船した船内は人が少なく、香害の影響は一切ありませんでした。

出航後にデッキへ出ると、遮るもののない圧倒的な潮風が吹き抜け、七ツ釜の柱状節理という雄大な自然の芸術をノーダメージで堪能

葵と一緒に、心からワクワクするクルージングを楽しめました。

遊覧船乗船時の注意点

私たちは運よく空いている便に乗れましたが、ピーク時は船内・デッキともに満席になると予想されます。逃げ場を完全に失うリスクがあるため、「空いているタイミングを見極める」という立ち回りが必要です。

波戸岬エリア|評価:★★★★✭

波戸岬の遊歩道から玄界灘を撮影

呼子朝市から車で30〜40分ほど移動した場所にある「波戸岬(はどみさき)」。

ここはMCSの家族にとって、最高の癒やしスポットでした。

絶えず海風が吹き抜けており、文字通り香害の「こ」の字もありません。

見通しの良い広大な芝生の丘から、雄大な玄界灘を眺めながら、二人でゆったりとマスクを外して散歩を楽しむことができました。

波戸岬でのスルー推奨ポイント

岬の根元にある駐車場近くの海水浴場と併設の売店は、日曜日ということもあり鬼のように激混みしていました。ここへ突入すると香害のリスクが高まるため、売店周辺はスルーし、奥の広い芝生&散歩エリアへ直行するのが正解です。散歩エリアは人がまばらで、避難行動も非常に取りやすいため超おすすめです!

まとめ

日曜日の呼子朝市という「超・危険地帯」への挑戦。

結果として、私たちは香害のダメージを受けることなく、最高の休日を過ごすことができました。

今回の調査で得られた、MCSのお出かけにおける最大の学びです。

呼子エリアを100%楽しむための3大鉄則

  1. 海風が吹き抜けるエリアは、人混みであっても空気の滞留が起きにくい
  2. 朝市通りや遊覧船は逃げ場が無いため、客層の観察とタイミングが命
  3. 混雑する売店や海水浴場はスルーし、波戸岬で羽を伸ばす

「人混み=即アウト」と思い込んで諦めてしまいがちですが、「力強い海風」という自然の力を味方に付ければ、MCSであっても安全に観光を満喫できるという大きな希望を見出すことができました。

外は、私たちが思っている以上に、優しく風が吹き抜ける美しい場所が待っています。

私たちの手探りの足跡が、あなたと大切な人の明日のお出かけを、フッと軽くするヒントになりますように。

明日も妻の笑顔のために、全力でリサーチを続けます!

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