化学物質過敏症で美容院に行けない!ベリーショートから「ヘアアレンジ」でオシャレを取り戻すまで
こんにちは、葵です。
化学物質過敏症(MCS)になって、私の日常から消えた場所のひとつに『美容院』がありました。
お店の前に漂う薬剤や香料の匂い。
かつては楽しみだった場所が、今では最も近寄りがたい場所に。
ずっとベリーショートだった私にとって、それは「髪型を維持できない」という大問題の始まりでした。
髪の毛ボサボサ…
美容院行けないもんね
鏡を見て「だらしなく見える自分」にサヨナラしたくて決意した、髪を伸ばすという選択。メイクも服も制限される中で見つけた、唯一の自由が『ヘアアレンジ』でした。
今回は、三つ編みすらおぼつかない不器用な私が、自分を元気づけるための「オシャレの砦」としてヘアアレンジに目覚めるまでの物語を綴りました。
制限があるからこそ見つけられた、新しい自分。
同じようにオシャレに悩むあなたの心が、少しでも弾むきっかけになれば嬉しいです。
- 美容院という「鬼門」に行けなくなった時の、ショートヘアからロングへのシフトチェンジ
- 服やメイクが制限される中で、唯一の「オシャレの砦」としてヘアアレンジを楽しむマインドセット
- 不器用さんでもOK!まとめ髪をすることで得られる「肌荒れ防止」と「自己肯定感」の一石二鳥のメリット
ベリーショートから「ヘアアレンジ」に目覚めるまで
もともと香りに敏感だった私は、昔からあの独特な薬剤や香料の匂いが少し苦手でした。
でも、発症してからは「苦手」どころの話ではありません。
お店の前を通りかかるだけで、空気中に漂う成分に反応して体調を崩してしまう。
私にとって、美容院は最もハードルの高い、近寄れない場所になってしまいました。
でも、困ったことがひとつありました。
私はずっと「ベリーショート」だったのです。
髪を伸ばすと決めた日

ベリーショートは、こまめなカットが命です。
美容院をサボれば、すぐ形が崩れ、自分の手には負えなくなります。
美容院に行けない以上、ショートをキープすることは物理的に不可能でした。
そこで、私は決意しました。
「いっそ、髪を伸ばしてみよう」と。
ただ、単に伸ばしっぱなしにするのは、自分の中で許せませんでした。
「手入れをサボっている」と思われたくないし、鏡を見たときに自分が「だらしなく」見えるのは悲しい。
そこで始めたのが、今まで全く無縁だった「ヘアアレンジ」への挑戦でした。
「オシャレをしたい」という切実な願い
なぜ、そこまでヘアアレンジにこだわったのか。
それには、私の敏感肌が関係しています。
MCSになってから肌はさらに敏感になり、メイクができるのは「調子が良い日」だけ。
服も、肌への刺激を考えると「綿100%」などの天然素材一択。
どうしてもカジュアルな装いに偏ってしまいます。
当たり前にメイクを楽しんでいた頃は「今日はめんどくさいな」なんて思う日もありましたが、できなくなって初めて気づきました。
私は、オシャレがしたかったんだ、と。
服もメイクも制限される中で、唯一、自分の意志で、なおかつ「肌への負担を抑えつつ」変えられるのが、髪の毛だったのです。
不器用な私の、一石二鳥の防御術
私はもともと、かなり不器用です。
三つ編みすらおぼつかない状態からのスタートでした。
でも、まとめ髪には大きなメリットがあることに気づきました。
- 「オシャレしている自分」に自信が持てる
- 顔に髪が当たらない(肌荒れ防止!)
パパッと結ぶだけでなく、少しひねったり、くるりんぱをしたりするだけで、不思議と「ちゃんとオシャレをしている」という高揚感が生まれます。
また、敏感肌にとって、髪の毛がチクチクと顔に当たるのは立派な刺激です。
まとめることで物理的に肌への接触を減らせる。
これこそ、まさに一石二鳥でした。
試行錯誤の毎日を楽しみたい

今はYouTubeで、「簡単アレンジ」「不器用さん向け」と検索しては、画面の中の人と同じように手を動かしています。
鏡の前で格闘して、思い通りに出来なくて、「もう!」となることもありますが、少しずつ、できることが増えていくのは純粋に楽しい時間です。
後ろちゃんとできてる?
上手にできてるよ!
美容院に行けないことは、確かに不自由です。
でも、その不自由さがあったからこそ、私は新しい自分に出会えました。
理想通りのオシャレはできないかもしれない。
でも、限られた選択肢の中で「今の自分が一番好き」と思える形を探していく。
そんな試行錯誤の毎日も、悪くないなと思っています。




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