集合住宅でも穏やかに暮らしたい。化学物質過敏症の私が自分を守るために選んだこと
こんにちは、葵です。
集合住宅という場所は、壁一枚隔てた向こう側に全く別の生活があります。
化学物質過敏症(MCS)や香料に敏感な人にとって、一番のリラックス空間であるはずの「家」に、自分の意思とは関係なく他人の家の匂いが入り込んでくるのは、本当に辛いものです。
「あ、入ってきたな」と感じた瞬間、心臓がドキッとしたり、体調が悪化する予感に焦ったり。
あっタバコくさい…
えっ?あっほんとだ…
そんな私が、試行錯誤の中でたどり着いた「匂い撃退ルーティン」をご紹介します。
- 空気の流れで防ぐ「換気扇活用術」
- 「ピリカレ」スプレーによる消臭・分解
- 体調に合わせた「ハードルを下げた掃除」
私のリアルな防御術
完璧に匂いを防ぐのは、現実的に難しいです。
でも、体調悪化に繋がらないようにすることは出来ます。
「違和感」を察知した瞬間の換気扇
匂い対策の基本は、とにかく「滞留させないこと」です。
私は少しでも匂いの気配を感じたら、すぐに換気扇を回します。
症状がひどい時期や、外部からの匂いが絶えない時期は、24時間つけっぱなしにしていたこともあります。
「電気代がもったいないかな?」と最初は躊躇しましたが、体調を崩して寝込んでしまうコストに比べれば、安いものだと割り切りました。
空気を常に「外へ押し出す」流れを作ることで、侵入を最小限に食い止める。
これが最大の防御になります。
「ピリカレ」スプレーで空気を洗う
物理的に空気を入れ替えるのと並行して行っているのが、消臭効果のある「ピリカレ」を使ったスプレーです。
ご存知の方も多いかもしれませんが、ピリカレは多目的で環境にも優しい粉石鹸。
これを水でごく薄く溶かしてスプレーボトルに入れ、匂いが気になる空間にシュッシュと吹きかけます。
市販の消臭剤は「別の香りでごまかす(マスキング)」タイプや、化学物質を揮発させるタイプが多いですが、ピリカレは匂いの元を穏やかに分解してくれる感覚があります。
カーテンやソファなど、匂いが吸着しやすい布製品に吹きかけておくと、壁際で匂いを食い止めてくれるような安心感があります。
掃除をまめにする
MCSで体調を崩し、掃除がなかなかできない方も多いかもしれません。
でも、ほこりに香料がついている場合も多いため、こまめな掃除は欠かせません。
そこで私は、断捨離で掃除のハードルを下げています。
下に敷くマットなどがないだけで、かなり違います。
体調が悪い時に、全部屋の掃除はきついため、ちょこちょこ掃除を心がけています。
テーブルだけ拭く、コンロだけ掃除するなど、自分の体調に合わせた掃除をしています。
おわりに:家を一番のシェルターに
他人の生活をコントロールすることはできませんが、自分の城をどう守るかは選べます。
あっ匂う
換気扇っ換気扇!
「匂いが入ってくるのは当たり前」と諦めるのではなく、自分なりの防御法を持っておくこと。
それが、集合住宅で穏やかに暮らすための知恵なのだと感じています。



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