こんにちは、葵です。

以前、皮膚炎を繰り返す体が欲している「9つの栄養素」についてお話ししました。

化学物質過敏症(MCS)を抱えていると、「自然な食品」から栄養を摂りたいと感じる方も多いはず。

補助としてサプリもいいけど、まずは食事から☆

やっぱり、基本だしね

今回は、9つの栄養素の中でも最優先事項である「たんぱく質」について、栄養士の視点から深掘りしていきます。

栄養士の資格を持つ葵が、3つの大事なことを伝えている。
【皮膚炎のループを脱出】普通に食べてるだけじゃ足りない?皮膚再生を助ける9つの栄養素 こんにちは、葵です。 皮膚炎を繰り返していると、どんなに良いとされる栄養素も「摂りすぎは良くないかな?」と慎重になりますよね。 ...
この記事を読むとわかること
  • 皮膚の再生に「たんぱく質」が欠かせない理由(皮膚の材料不足を解消!)
  • 栄養士が選ぶ、効率100点の「最強食材リスト」と賢い組み合わせ方
  • 胃腸に優しく、吸収率を最大にする「小分け食い」と「調理法」のコツ

皮膚トラブルに「たんぱく質」が必要な理由

たんぱく質は、私たちの体の「修繕材料」そのものです。

たんぱく質による修繕
  • 新しい皮膚・角質・バリアを作る
  • 免疫システムを安定させ、炎症を抑える

皮膚炎を繰り返している体は、常にこの「材料」を大量に消費しています。

だからこそ、質のいいたんぱく質を賢く選ぶことが大切なんです。

高たんぱく食材リスト

たんぱく質には「動物性」と「植物性」があります。

効率よく摂るなら動物性、ヘルシーさを補うなら植物性。

このバランスが鍵を握ります。

動物性たんぱく質と、植物性たんぱく質それぞれの特徴をまとめたもの。

動物性たんぱく質(効率重視!)

分類おすすめ食材ポイント
肉類鶏ささみ、鶏むね(皮なし)、豚ヒレ、牛もも赤身を選ぶことで脂質を抑えられます
魚介類カツオ(刺身)、鮭、サバ缶、ツナ缶(水煮)青魚は炎症を抑える油も一緒に摂れます
卵・乳製品卵、ギリシャヨーグルト、カッテージチーズ手軽にプラス一品できる優等生

植物性たんぱく質(ヘルシー&デトックス!)

  • 納豆・豆腐・大豆水煮: 木綿豆腐は絹よりたんぱく質がギュッと詰まっています
  • 枝豆・ブロッコリー: 野菜の中でもトップクラスの含有量です。

賢く摂るための「2つのポイント」

① アミノ酸スコア「100」を意識する

たんぱく質の質を示す指標に「アミノ酸スコア」があります。

100点満点に近いほど、体内で効率よく利用されます。

食材名アミノ酸スコアポイント
鶏ささみ、鶏むね、豚ヒレ、牛もも赤身100動物性たんぱく質は文句なしの満点です。
カツオ、鮭、サバ、ツナ100魚類もすべて満点。良質な油(EPA/DHA)も魅力。
卵、ギリシャヨーグルト、カッテージチーズ100卵は「完全栄養食」と呼ばれるほど理想的。
納豆、豆腐、大豆100植物性の中で大豆は例外的に満点です。
枝豆92〜100成長段階によりますが、ほぼ満点に近い数値です。
ブロッコリー80前後野菜の中では驚異的ですが、「100」には届きません。

参考:厚生労働省「食生活改善指導担当者テキスト」より

肉、魚、卵、大豆はすべて100点満点!

すごいね、知らなかったよ

野菜などの点数が低い食品も、100点の食材と組み合わせることで、全体の栄養価をぐんと高めることができるよ☆

バランスが大事だもんね!

② 「まとめ食い」より「小分け食い」

たんぱく質は、一度に吸収できる量が決まっています。

朝にドカ食いするよりも、朝・昼・晩と分けて摂るほうが、皮膚の修復材料を常に体にストックしておけるので効果的です。

調理のコツ

お肉は体に良いですが、脂(飽和脂肪酸)の摂りすぎは炎症を招くことも。

  • 部位選び: ヒレ、モモ、皮なし胸肉をチョイス。
  • 調理法: 「茹でる」「蒸す」「煮る」が、余分な脂を落とせておすすめです。

油の酸化(古くなった油)は皮膚への刺激になりやすいので、MCSの私は、摂り過ぎない様に気を付けています。

飽和脂肪酸(余分な脂)を落とすためにおすすめの調理方法のイラスト。

おわりに

たんぱく質は、食卓の中でも「原価(コスト)」がかかる栄養素。

だからこそ、無駄なく、効率的に体に届けたいですよね。

今日は卵を一つ足してみようかな?

お豆腐を木綿に変えてみよう!

そんな小さな選択が、あなたの新しい皮膚を作る一歩になります。

実践される際はご自身の体調に合わせてご判断ください。詳細は[免責事項]をご確認ください。